ククク…倍プッシュだ…………!
先日思わぬ収入があったので、(たぶん)人生初の宝くじを買ってみた。子どもの頃にスクラッチ系をやった記憶はうっすらとあるのだが、結果どうなったか定かではないという事は何も当たらなかったのだろう。
調べてみるとどうやら今はネット(公式サイト)でも買えるらしい。本当に便利な世の中である。販売中のものを片っ端からカートに突っ込んでいく。めっちゃたのしい(天文学的な当選確率の低さは見ないフリをする)。
購入したもの(一部販売予約あり)
◯サマージャンボ宝くじ(8/17)
◯サマージャンボミニ(8/17)
◯レインボーくじ(7/29)
◯ロト7(7/22)
◯ロト6(本日)
◯ミニロト(7/26)
◯ナンバーズ4(本日)
◯ナンバーズ3(本日)
◯ビンゴ5(7/27)
◯レインボーくじ(9/2)
◯宝くじの日記念(9/2)
◯100円くじ(8/19)
※()内の日付は抽選日
21時時点では、抽選が終わった筈のロト6とナンバーズの結果はまだオンラインには反映されていないようだ。
抽選日がだいぶ先のものもあるので、良い結果が出たらまたここで記事にしようと思う(今後何も触れてなかったらどうか察してほしい)。
うまぴょい!うまぴょい!(ウマ娘二期について)
おかえり、トウカイテイオー
先日のエントリでアニメウマ娘の一期に触れた。その後二期まで無事完走したので、興奮覚めやらぬ内に感想をしたためておこうと思う。
※筆者は競馬の知識(史実関係含む)は全く無く、視聴開始時点ではアプリとアニメの事前知識且つ下調べ等も行っていない事を予めお伝えしておく。
まず一期との違いとして、主人公がスペシャルウィークからトウカイテイオー(以下テイオーと表す)にバトンタッチとなった。前期のストーリーを一言で表すなら、『ステップアップ・シンデレラストーリー』とでもなるのだろうか。全体の雰囲気が明るく、挫折を経験しながらも前へ突き進む展開はまさしく王道アニメであった。コメディの中に真面目さの芯が通った良いスポ根アニメだな~と思いつつ、二期も同様な感じになるかな?と軽い気持ちで視聴を開始して、1話、2話…と観進めていく内に段々と私は察した。
これ(二期)、めちゃくちゃ重いストーリー展開じゃないか?、と。
三冠、無敗、最高の舞台でのマックイーン(ライバル)との勝負、運命は一体どこまでテイオーから夢と目標を奪うつもりなのか…。一期からの明るさ全開だった彼女が絶望する度に、観ているだけのこちらも心が抉られるようだった。途中から、何故ここまで重く辛いストーリーなのだろうと、正直登場人物達をここまで徹底的に打ちのめさせる必要はあるのだろうかと不思議に思った。
終盤、マックイーンは不治の病に冒される。自暴自棄になる彼女にテイオーは『奇跡を起こす』と宣言した。アニメやドラマ等でよく用いられる言葉だが、私はあまり『奇跡』という言葉を多様するのは好きではない。ほぼ100%起こり得ないからこそ奇跡であって、そう何度も奇跡が起こっては(創作にそこまで突っ込むのは野暮な話ではあるが)その価値が下がってしまうと思ってしまうからだ。テイオーが三度目の怪我をした時にマックイーンが彼女へかけた『奇跡は起きる』という言葉も、その時点ではどこか遠くで聞こえる綺麗な言葉だなと感じる程度だった。それが私の中で、12話のラストでその台詞への印象が完璧に引っくり返った。ずっと辛酸を舐めてきたテイオーだからこそ、彼女の目標であり続けたマックイーンに希望を見せるために放った言葉だからこそ、それはとても尊い決意だと感じられた。ここまでの視聴者の心を折るような積み重ねは、全て最終話の奇跡の復活というカタルシスに誘うためなのではないかと、その構成の意図する(だろう)ものに私はやっと気付いたのだ。
面白かったと思うアニメは多々あるけれど、何だか久々に「観て良かったな」「何か心に残ったな」と思えるような全13話だった。
ご飯は笑顔!デリシャスパーティ♥️プリキュア
数年振り(2018年のHUGっと!プリキュア以来)に現行プリキュアを観ている。ニチアサの世代的にはクレヨン王国~おジャ魔女辺りの民なので、プリキュアシリーズにはそれほど触れてこなかった(全編観たのは無印、ゴープリ、ハグプリぐらいだろうか)。ハグプリ以降の作品は最初の数話だけチェックしていたが、個人的にピンとこなかったので継続して観るまでには至らなかった。それが何故、今回のデリシャスパーティ♥️プリキュア(以下デパプリとする)を私は毎週見続けているのか。それには二つの要素が大きい。
一つはテーマが自分自身の日常とも結び付く『食』という事で、ストーリーやメッセージ性に親近感を覚えるからだと感じている。「ここね」というメインキャラがいて、彼女は一人でゆっくりと食事を楽しむ事が好きなのだが、この作品はその感性を肯定している。一昔前であれば、もしかしたら『皆で食べるご飯の方が美味しい』という話の結論になっていたかもしれない。そう思う事は各々の価値観なので良い悪いも無いのだが、デパプリは多様性の表現として色々な考えを積極的に取り入れているように感じるのだ。
そしてもう一つ、放送開始前より騒がれていた「メインキャラに男子加入」問題(?)。私の知る限り&調べた限り、敵やサポートキャラとしての位置にはいたけれど、プリキュアと共闘までする男キャラは今までいなかった筈だ。またプリキュアの傍にいて、彼女達を支える「ローズマリー」という存在。彼女(彼)の存在が実に良いアクセントになっている。保護者としての立ち位置でありながら、時に守られるヒロインであり時に身体を張れるヒーローでもある。初回放送開始後から何となく予想はしていたが、ブラペとマリちゃんの人気はかなりのもののようだ。
基本コメディだが随所にシリアスな予感が感じられ、そろそろ年間の折り返しに差し掛かっているようで後半戦も楽しみである。
モル界にも安全講習会があったのだ…
(最終更新7/14(木) 12:59 Yahoo! ニュースより引用)
巷ではアニメ放送終了後も熱心なファン達が各々ストーリーを空想し毎週実況まで続けていたそうで、私も何を言っているのか分からないが兎に角爆発的な人気だったようだ。
第2期はモルカー達がドライビングスクールでドタバタ劇を繰り広げるらしい。カオスで前話との繋がりが無い1期とは異なり、毎週ストーリー性のある「連続」アニメになるのだろうか。推しのシロモちゃんの活躍にも期待が寄せられる。
PUI!
推しがランクインしてた
ウマ娘(アニメ)を観たという報告
「日本一のウマ娘」を目指すため、トレセン学園へ転入してきたスペシャルウィーク。
初めてのレース観戦でサイレンススズカに心を奪われた彼女は、
スズカのチームに入部を希望し、入部テストを受けるのだが……。(アニメ公式サイトより引用
名前だけは知っていたが、所謂ソシャゲの一つとしてしか認識していなかったウマ娘のアニメを現在進行形で観ている。切欠という程のものはなく、たまたま契約しているAb◯maTVで何か面白そうなアニメはないかな〜等と検索していたら上位に出てきた次第である。元作品(を取り巻くエトセトラ)が良くも悪くもちょいちょい話題になっているようなので、一体どんな内容なんだという類いの好奇心があった事は正直否めない。
それを一旦ここで訂正致します。
ウマ娘、とても純粋なスポ根ドラマ(敢えてドラマと表現したい)でした。
まだ一期の途中、10話までしか視聴していないのだが、登場するウマ娘達が直向きに速さ強さを追い求め、時に挫折し苦い思いを抱えながら成長していくTHE王道展開にハマった。
私は特に主人公のスペシャルウィークを推したい。スポーツものは大抵『最初からチート級に強い主人公(挫折を知る系)』か『最弱主人公(途中で覚醒する系)』に別れがちだと思うのだが、彼女はどちらかと言えば前者だろうか。物語のテンポが比較的サクサクとしていて、あまり一つの物事を何話も引き摺らないような展開は観ていて気持ちが良い。それでいて、憧れであるサイレンススズカへの心理描写やトレーナーとの信頼関係、所属チームスピカの面々との交流等が丁寧に描かれている。
また、作中では怪我をするウマ娘も出てくる。レース中に転倒したりすると命に関わるそうで(超スピードで走っているのでよく考えれば当たり前の話なのだが)、危険と隣り合わせの競技なのだと改めて感じると共に、その恐怖に打ち勝つ彼女達がより尊く輝いて見えるのだ。
(続くかも)
オタク彼是 その肆「オタク×解釈違い」
【CP話注意】
先日のエントリにて『非公式CP』について言及したが、それと同じくらいオタク界隈で火種の元となりうる(と私が思っている)のが所謂『解釈違い』という現象である。言ってしまえば『=正解』が成り立つのは原作側から提示されている情報のみで、それ以外の解釈は全て憶測上(≒若しくは≠)のものでしかない。構図としては実にシンプルなのだが、では全ての答えが原作に示されているかと問われればそういう訳ではない。例えばAというキャラクターがいるとして、『AはBが恋愛的に好き』という描写が作中にあれば、『AはBが好き』と確実に言えるだろう。では『AはBとめちゃくちゃ仲良し』という描写だったらどうだろうか。『AはBとめちゃくちゃ仲良しだからAはBが好き』と捉えるか、『AはBとめちゃくちゃ仲良しだけどあくまでも友達の一人としてしか見てないよ』と捉えるか……。実際はもっと様々なキャラ同士の感情の入り乱れや受け取り手の多様な考え方があって複雑化しており、つくづく模範解答の無い国語問題を解いているようなものだと思う(誰に強制されている訳ではないのだけれど)。
『行間を読む』という言い回しがあるが、同人的な意味ではもはや『行間を作り出す』と表した方がいいのかもしれない。自身の体験で恐縮だが、数年前にハマっていたとあるカプ――便宜上『C×D』と表現する――がある。CとDは作中ではあまり仲が良いような描かれ方をしておらず、Cに至ってはDを疎ましくすら思っていた。けれども、結果的にそのカプは同作品の中でもぶっちぎりの人気を得た。二次創作も続々とpi◯ivに投稿された。当時の私は次から次へと供給される作品を追うのに精一杯だったが、野暮な指摘だろうが内容的には原作の関係性とは異なっていたような気がする。『CがDを疎ましく思うのは実は構ってほしいから』とか、『嫌われていてもDはCへの密かな想いを捨てられない』とか、そんな展開が主流だった。そして上手な方は原作の描写一つ一つを拾い集め、『CxD』を成立させるために説得力を持たせるような構成を練っていたのだ。そこまでいくと、もはや解釈がどうと言うより、如何に読者に『そういう展開もあり得るよね』と思わせた者勝ちじゃないかとさえ思えてしまう。しかし、実際はこの塩梅が非常に難しい。
果たして『原作に描かれないものを求めるのが二次創作じゃん!』と思うか『そこは原作をきっちり踏襲すべき!』と思うか……貴方は、どう解釈しますか?